静岡インマヌエル教会HPご訪問下さり誠にありがとうございます。ゴールデンウイークの連休に入りましたがコロナウイルス
の影響が各地で猛威を奮っておりますのでお出掛けの際にはお気を付けて行動してください。
趣味と信仰16回目のテーマは「パン作り」です。日常の食生活に欠かせない様々な美味しいパンを手作りしてみてはいかがでしょうか。
この信徒ブログ更新しております私はパンは大好物ですが、手作りなどこれっぽっちも致しません。職場の近くに子供の頃からある
小学校の真横のパン屋さんへちょくちょくお昼のランチに買っております。中々男性には余り乗り気な趣味ではないと思いますが、
料理や、お菓子作り得意な方は食べて美味しい無添加パンをお作りになられてみてください。
一人で夢中になれますし、味付けトッピングも自由気ままにアレンジ出来ますしね。また、ご家族皆で、あるいは誰かのために
特別な特製パンなども良いかと思います。焼きたて出来上がりを周りの人たちにふるまえる楽しみもありますね。材料費
と時間がある程度かかりますが何より失敗してしまうこともあるかと思いますが、どこのお店にも並んでいないオリジナル
パン完成した時の喜びも大きいと思います。
初めてパン作り挑む際に次の11種類の道具があれば困らないと思いますので挙げておきます。
1.ミトン(熱いもの掴む際必要です。) 2.ボウル 3.オーブン(250℃以上の出力のタイプ) 4.パン用フキン
5.各計量器具 6.スケッパー(パン生地を切ったり運んだりします。) 7.木ベラ・ゴムヘラ 8.温度計
9.ガス抜きめん棒(生地コネタリ伸ばしたり) 10.ラップ 11.クッキングシート
初めの内は余りこだわらず簡単な方法で試してみて下さい。
パンと言えば聖書でもよく取り上げられていますね。今の時期ですと過ぎ越しの祭りの際に食される種なしパン(マッツア)
というパンを七日間食べてお祝いする過ぎ越しの祭り(ベサハ)が二サンの月(現在の3~4月)にイスラエルで執り行われて
おります。(二サンの月の十四日)
出エジプトの夜、急ぐのでパンを発酵させている時間を省きパン種を入れず焼いたものです。この出来事を忘れない為、神様の
様々な御業に感謝するためのイスラエルの重大行事です。この種なしパン見た目はクラッカーそのものでお菓子のような・・・、
食感もパサパサしているとの事です。こねてから18分以内に焼かないとパン種が入ってしまうそうで、大勢の人が役割分担
して、こねる人、窯に入れる人、生地を切る人、・・・等スピーディーな作業が要されるそうです。
新約聖書時代の私たちクリスチャンは、パン種=「罪」の象徴。イエス様が罪の身代わりとして贖ってくださり、
イスラエルの(私達の)中から「罪」を除くという意味と、「罪人のかしら」として十字架で死んで下さり、「罪のない者」
として墓に葬られたキリストの死と埋葬を意味する。イエス様の復活した命を頂くためのイエス様の体=肉なるパンです。
七日間、種なしパンを食べなければならない。その最初の日に、あなたがたの家からパン種を取り除かなければならない。
最初の日から七日までの間に、種入りのパンを食べる者は、みなイスラエルから断ち切られるからである。
また最初の日に聖なる会合を開き、七日目にも聖なる会合を開く。この期間中は、いかなる仕事もしてはならない。
ただし、皆が食べる必要のあるものだけは作ることができる。
あなたがたは種なしパンの祭りを守りなさい。それは、まさにこの日に、わたしがあなたがたの軍団をエジプトの地から
導き出したからである。あなたがたは永遠の掟として代々にわたって、この日を守らなければならない。
最初の月の十四日の夕方から、その月の二十一日の夕方まで、種なしパンを食べる。
七日間はあなたがたの家にパン種があってはならない。すべてパン種の入ったものを食べる者は、寄留者でも、この国に
生まれた者でも、イスラエルの会衆から断ち切られる。
あなたがたは、パン種の入ったものは、いっさい食べえてはならない。どこでも、あなたがたが住む所では、種なし
パンを食べなければならない。
(旧約聖書:出エジプト記12章15~20)
彼らはエジプトから携えて来た生地を焼いて、種なしのパン菓子を作った。それにはパン種が入っていなかった。彼らは
エジプトを追い出されてぐずぐずしてはいられず、また自分たちの食糧の準備もできなかったからである。
(旧約聖書:出エジプト記12章39)
この月の十五日は主への種なしパンの祭りである。七日間、あなたがたは種なしパンを食べる。
最初の日に、あなたがたは聖なる会合を開く。いかなる労働もしてはならない。
七日間、食物のささげ物を主に献げる。七日目に聖なる会合を開く。あなたがたは、いかなる労働もしてはならない。
(旧約聖書:レビ記23章6~8)
イエスは悪魔に答えられた。「人はパンだけで生きるのではない」と書いてある。
(新約聖書:ルカの福音書4章4)
さて、過越しの祭りと言われる、種なしパンの祭りが近づいていた。
(新約聖書:ルカの福音書22章1)
神のパンは、天から下って来て、世にいのちを与えるものなのです。
(新約聖書:ヨハネの福音書6章33)
イエスは言われた。「わたしがいのちのパンです。わたしのもとに来る者は決して飢えることがなく、わたしを
信じる者はどんなときにも、決して渇くことがありません。
(新約聖書:ヨハネの福音書6章35)
恵みとご慈愛に満ちたもう天の神様、私たちは日頃の糧としてパンを食べる機会がありますが、決して飢えることも
渇くこともない命のパンである御言葉の糧なるパンを天から頂ける恵みに感謝致します。この恵みのパンを飢え渇いて
いる多くの人たちと分かち合い、頂く者とさせてください。裂かれた命のパンに感謝して救い主イエス様の御名でお祈り致します。
・・・アーメン・・・。